2016年8月11日木曜日

8月6日(土)陸前高田市の高田松原現場見学会(主催:岩手県沿岸広域振興局)へ参加して来ました(岩城)。
高田松原は、明治時代に日本百選に選ばれたのを始め、国指定文化財、都市公園、日本の名松百選、森林浴の森百選、白砂松百選、海と緑の健康地域、日本の渚百選などの指定や選定を受けていました(資料による)。
平成23年3月11日の東日本大震災に伴う大津波により、甚大な被害を受け、7万本の松も堤防,s砂浜もなくなってしまいました。
その復旧工事が平成31年度完成を目指して、現在工事が行われておりました。
◆最初は、12.5メートルの高さの第2線提の上で説明を受け、記念写真を写しました。
写真は12.5メートルの第2線提への上りスロープです。
◆次は、第2線提と第1線提の間、約100メートルの幅、約12haの内8haへ、平成29年度から松を植える(黒松約6割、赤松約4割)、松裁木は5000本/ha(計4万本)のようです。
◆第1線提から海側に約30~60メートル幅で、砂浜をつくる工事でした。一部砂を入れ、被災前のように懐かしい波が打ち寄せていました。写真の人影は見学者です。
◆移動途中にバスの中から写したユースホステルと1本松の写真です。
◆気仙川の水門
最後は、気仙川の水門(延長211m)です。現在気仙町側が完成し、今度は松原側の工事に入るようです。鮭の遡上の季節が間もなくやってくるので支障のないよう対応するそうです。

以上いずれも大工事でした。工事中は見られない場所ですので、感心しながら見学して来ました。それだけに完成後を楽しみにしています。復興工事を直接見ることが出来、9月1日付発行の復興ニュースの一部へ記事にしたいと思って帰って来ました。