2014年3月5日水曜日

お雛様列車を運行

三鉄盛駅ふれあい待合室では、3月3日はひな祭りでしたが、1日前の日曜日、3月2日に三陸鉄道南リアス線で「お雛様列車」を運行しました。親子や友達との乗車など55人が参加し、盛駅から吉浜駅間を往復2時間楽しんで頂きました。参加者全員へお雛様のお菓子をプレゼントし、手品の披露や沿線の被災状況の説明、恋し浜駅での「ホタテ絵馬」、車内でのお雛様の折り紙、最後には子どもたちへ「吹き戻し」をプレゼントしますと、車内は子どもたちの天下となりました。多くの皆様から感想等を書いていただきました。お二人の感想文を紹介します。
 今日は、たのしい旅でした。忘れられない一日を、ありがとうございます。あれから3年にもうすぐなりますが、ずっと乗れずに今日までいた自分に、少しくぎりをつけるきっかけになった日でした。両親の安否のために、歩いた線路でした。あの頃の私は、夢中で、この線路を歩きました。実家の赤崎は流れていました。涙。(住田町上有住:佐々木さん)  孫達も大学、高校となり、何十年ぶりのお雛様を楽しみたいと思い参加いたしました。昔なつかしい時代から現代と変わった事など、又、三陸海岸の津波のなまなましい傷跡を拝見して、改めて災害の恐ろしさを振り返る等、それからスタッフの方々のご親切、車内とても楽しかったです。有難うございました。思い出(楽しい)一つ増えました。 (盛町の鈴木さん)

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